VPSA酸素発生器

VPSA酸素発生器の主な機器には、ルーツブロワー、ウェットルーツ真空ポンプ、吸着器、酸素バッファータンク、切り替えバルブ、計器制御システム、電気制御システム、計装空気システムの9つの部分が含まれます。

フィルターにより機械的不純物が除去された後、原料空気はルーツブロワーで加圧され、30～40℃に冷却された後、空気冷却器に入り、吸着器の下部から入ります。騒音を低減するため、ルーツブロワの入口と出口に消音器を設置しています。

吸着器の中には2種類の吸着剤が入っています。ベッドの最下層には、空気中の水、二酸化炭素、炭化水素などの不純物を吸収するために使用される 13X モレキュラーシーブが装備されています。ベッドの中間層にLモレキュラーシーブを設置し、空気中の酸素と窒素を分離。

空気が吸着器に入った後、13 × を通過します。モレキュラーシーブ ベッドの後、空気中の水や二酸化炭素などの不純物がモレキュラーシーブによって吸収されます。清浄な空気がL分子装飾ベッドに入ると、空気中の鉛ガスが吸着されます。吸着されなかった多量の酸素と少量の鉛ガスが、ガス流、すなわち製品ガスと共に吸着器の出口端から流出します。製品の酸素純度が低下し始めると、Li モレキュラーシーブの窒素吸着容量が飽和に達したことを示します。このとき、吸着器への空気の供給を停止する。その後、吸着器が減圧し、気流が吸着器の下部から流出します。床圧が低下すると、Li モレキュラーシーブに吸着された窒素が脱着され、脱着されたガスはルーツ真空ポンプによって排気され、大気中に放出されます。吸着剤が特定の真空度に達すると、モレキュラーシーブは吸着能力を回復します。

酸素製品を継続的に得るためには、少なくとももう 1 つの吸着剤が必要です。同時に、一方の吸着材で酸素を吸着し、もう一方の吸着材で加圧または真空脱着して再生し、交互に使用します。吸着器間の稼働条件の切り替えは、空気圧切替弁により実現。設定された時間プログラムに従って、PLC は電磁弁の動作を制御するための電気信号を出力します。電磁弁は計装用空気源に接続されています。電磁弁が作動した後、計装用空気が空気圧切換弁シリンダに入り、空気圧切換弁を開閉します。

吸着器の上部からの製品ガスは、最初に酸素バッファー タンクに入り、次に酸素圧縮機の空気入口に入ります。酸素バッファー タンクは、製品の圧力のバランスをとるのに役立ちます。